我が家にはオカメインコの男の子と黒柴のおばあちゃんが居ます。元気でやんちゃなオカメくんとまったりおっとり黒ちゃんのコンビはいつも癒しと笑いをくれる存在です。
黒ちゃんの方はさびしんぼうで優しいハグや声かけ、大きなエネルギーを注ぐことを喜んでくれます。
オカメくんは自由気ままに飛び回り、私の肩に乗って眠ったり姿が見えないと呼び鳴きをするなどとても甘えん坊ではありますが、「可愛い!」「ハグしたい!」「もっとこっちに来てほしい!」「長生きしてほしい!」などの強い思いを察知すると逃げてゆきます。
それはまるで『僕は自由だよ!次の瞬間どうなるかは分からないんだから執着しないでね!』と言っているかのようです。
そんな彼らを見ていると、人間関係も同じだなと思います。
私たちは日々周りの人たちと様々な思いで繋がっているけれど、どのくらいの熱量を持って接するかは相手によって、時と場合によって、選んでいくのが良さそう。
若い頃は友達や恋人とはなんでも言い合える、全てを曝け出せることが良いことだと思っていましたが、最近では長く友情を育んでいる友人や仕事仲間とは穏やかで緩やかな気遣いや尊敬を持ちつつ、お互いの円が重なる部分はさほど大きくなくても良いのだと思うようになりました。
その時々で相手との間にぴったりなエネルギーの大きさと深さを推測って付き合っていけたらとっても幸せ。
それも、全力でぶつかる若い時代があったからこそ思うことなのかもしれません。
限りある人生だから穏やかな時間を増やしたいな。
と思う最近です。
mikiko
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