ミニマムな暮らし、クローゼットⅡ

ミニマムな暮らしを目指して日々試行錯誤する中で、今年は特にクローゼットをたくさん見直しました。

最近実践しているのは。。。
①自分のスタイルに「バリエーション」は要らない
②コンセプトに共感して買う
です。

①に関して、50年も生きていると自分の体型や動きの癖や姿勢、肌や髪の質などから、何をどう着るとどう見えるのか?は繰り返し織り込み済みになっています。
例えば、潔いショートカットに憧れるけれど肩が筋肉質なのでセミロングの方が華奢に見えるとか、ふくらはぎが太めでスキニーが似合わないけどロングブーツを合わせると俄然カッコよく見せられるとか、シルバーのアクセサリーを着けると顔色が悪く見えるけどゴールドにすると温かみが増すとか、白のボトムスは下半身が太って見えるけど生地を厚めにするとシルエットを拾わないので案外いける!などなど。。。

そして、欠点に注目せず、「こうしたら素敵に見える!」にとことんこだわって実践すると、はっきりと自分のスタイルはこれ!というものが出来上がります。

私の場合は無地の白トップスに厚手でデザイン性のあるデニム、髪型も襟の形も首筋がすっきりと見えるもの、ぶら下がるタイプのピアス、やや細身のアウター、ボトムスと同型色の靴がベスト。

最近の私のクローゼットにはあまりバリエーションがありません。そしてどれを合わせても合うのでトップスかボトムスか小物を一つ選べばそれに一番合う他のものがさっと決まるので朝の支度が本当に楽!

いつもパンツスタイルだからたまにはスカート履かなくちゃとか、モノトーンばかりだから何か柄物着ようなんて思わずに、いつも白いシャツにジーパンの人!で良い笑
変化を付けるならお出かけにはバレエシューズ、普段着ならスニーカーという程度です。

②に関しては数を減らした分、本当に気に入ったものを納得して買って愛用することにしました。写真は今年買って本当に良かった!って身に着ける度に思うものです。ちょっと値は張るけれど安価なものを2枚3枚と買うことを考えたら高くはないです。

白い厚手のカットソーは織物の産地群馬県桐生市のメーカーが「一生物のスウェット」というコンセプトでコットンの普段着を丁寧に作っているブランド。店員さんたちが本当に自社ブランドを愛しているのが伝わるので、買うのも楽しいです。そして着心地もデザインも本当に良いので買った後いつまでも幸せ感が続きます。
靴下はSOCKWELLのもので、一年中履けるウール素材。足底筋をケアする着圧と丈夫さのおかげで長時間の立ち仕事も座り仕事も私の体を守ってくれています。お値段は4,000円ほど。「靴下に4,000!?」って思ったけれど、これも店員さんのお話を聞いて、思い切って試してみたら良かったので、ハードな仕事の後でマッサージに一回行ったら買えてしまうお値段だということを思えば良い買い物したなぁ!と思いました。

もちろん私も20代の頃や、子供の学費がかかっていた頃はこういうもの買えなかったし、買おうとも思いませんでしたが、今思うと安価なものをたくさん買っていた頃と今だと、今の方が年間の被服費はほぼ同じか安いくらいかも知れません。だけど確実に満足度は上がっています。そしてクローゼットの中はすっきりとしています。

地球環境のことを考えても、サスティナブルな製造方法や長く愛用してもらえる商品開発をしている会社の商品を買って大切に使うことは、自分の生き方もそういうコンセプトになってゆく・・・。
食料品も生活用品もこれからは「大量生産大量廃棄」から、「愛して大切にする」方向へ変わってゆくべきだと思うので、今後もゆるっとミニマムな暮らしを目指してゆきたいと思います。

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