玉原湿原散歩

関越自動車道沼田インターから20キロにある玉原高原のぶなの林と湿原の写真を見て、美しい木道を歩いてみたくなり車を飛ばして行ってきました。

渋滞で予定より3時間押して着いたのは午後。山歩きにはぎりぎりのスタートとなりましたがそのお陰で誰もいない湿原を独り占め。
山道に入ると土、落ち葉、木の根、ブナを中心とした雑木林の木々、キノコ、苔、野鳥、小動物、虫、風、空気の匂い、そしてエネルギー。
私を取り巻くものたちに満ち満ちた命の鼓動。
全ての物の違いと、全ての物は同じだという感覚の両方を同時に感じて愛と尊敬と畏怖の念が湧き起こりました。

都市で暮らしていると、人間以外の命との繋がりを忘れてしまいそうになることもありますが、本来はこんな風にたくさんの命に囲まれていることが自然な状態なのだと思います。時々こんな風に自然の中に身を置くことって必要ですね。
とっても幸せな休日となりました。

余談ですが、私は学生時代から関越自動車道が苦手でした。そこを走っていると車が大破するイメージが頭の中に浮かんできて冷や汗をかいてしまうんです。でも15年ほど前に関越自動車道でパーキングエリアから本線に合流する途中で急にエンジンがバラバラになって次々に道路の上に落ち、本線に入る手前で走れなくなり、その場でマイカーを廃車にしたことがありました。
その時、「あぁこれでもうこの恐怖から解放される!」ってホッとしました。それ以来ほとんどこの道を走っていなかったので実は出発前にちょっと怖くなったんです。
「玉原へ行きたいと思ったのは間違いだったのでは?」
「またあんな風に事故が起きたらどうしよう?」
と。。。

でも、恐れと必要なひらめきを仕分けしてちゃんと感じなければ!と思い、冷静に自分の感覚を再確認してみました。
恐れや不安を取り払い、シンプルに自分の感覚を感じ取る作業。やはり今日玉原へ行くのは絶対いい経験になるはず!事故にあいたくない!怖い!と言う感覚はもう終わった過去のリフレインだ。
そうそう、私は冒険心と同じくらい怖がりな面を持っている笑

これは余談でしたが、いろんな場面で恐れって出てきますよね。自信を持ってやった行為を後から「あれでよかったかな?」なんて心配になるったり。。。。そんな時はゆっくりと時間をとって、自分の感覚と繋がって仕分けする作業をしたいですね。
なんて、こんな怖がり私だけかしら笑

それはともかく、美しい玉原高原、あなたも機会があったらぜひ訪れてみてくださいね。

mikiko


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